新しい物件の概要を入力したら、平面図を取り込みます。まだ物件の概要の入力がされていない場合は、こちらから先にご覧ください。
画像の用意
平面図を用意します。条件は、
- 画像の形式は、「bmp」「jpg」「jpeg」「gif」「png」のいずれかであること。
- サイズには制約は無いが、大きくする必要はない。
- 精度にも制約は無い。壁や建具などの配置がわかれば十分なので、高い精度は不要。
- 1階と2階は、別々のファイルでも同じファイルでも構わない。
- カラーでもグレーでも構わない。(アプリケーションで読み込む際に、グレーに変更されます)
実際に用意する方法は、例えば次のような方法が考えられます。
- CADから画像ファイルとして出力する
- スキャナーで読み込む
- カメラで撮影する
スキャナーで読み込んだり、カメラで撮ったりすると、縮尺がずれたり、曲がったり、ゆがんだりする可能性があります。程度がひどいときには問題になりますが、多少ずれたりしたところで、まったく問題はありません。影が映ったり、濃淡が生じても、若干であれば問題ありません。
画像の取り込み
図から数を起動します。
物件の指定
メインメニューのタブ「ホーム」に、概要を入力した建物の物件名の一覧が表示されます。物件名をダブルクリックすると、「建築積算-入力画面」が開きます。
画像ファイルの指定
「建築積算-入力画面」のメニューバー「ファイル」「図面データ読込」を選択し、画像ファイルを選択します。デモ版では、フォルダ「DVD_ROM」「図面データ」にサンプルとしていくつか画像ファイルが入っています。
画像の補正
カーソルの位置が青の十字線で示されますので、補正の基準とする点(通常は平面図の左下の角)をクリックします。クリックした点は赤の〇で囲まれます。
画像が細かくて選びづらいときは、マウスのスクロールホイールを回転させると縮尺を変更することができます。スクロールホイールが無い場合は、キー「Page Up」「Page Down」で操作できます。パソコンの機種によってはキー「Fn」などを同時に押す必要があります。
画像を移動させたいときは、矢印キーを使用します。
間違えて選択した場合は、マウスの右クリックでやり直すことができます。
次に、2つ目の点を選びます。1つ目の点から水平方向、右側、かつ、距離のわかっている点をクリックします。クリックした点は赤の〇で囲まれ、小画面「スケール入力」が開きます。
小画面「スケール入力」には、基準点と補正のための点の間隔をmm単位で記入し、モジュールの大きさをmm単位で入力します。
図面は、2点が水平になるように回転され、スケールは2点間の距離に設定され、1つ目の点を基準に設定した間隔でグリッドが敷かれます。
基準点の設定
取り込んだ画像の基準点を設定します。基準点の要件は、1階と2階で同じ座標が容易に選択できることです。基準点は赤の〇で囲まれます。
2階の平面図の取り込み
2階建ての場合は、2階の平面図を取り込みます。アイコン「2階の表示」を押し、1階の平面図を取り込んだ時と同様に操作します。最後の「基準点の設定」は、1階平面図で指定した座標と同じ座標を選択します。
これで図面画像の取り込みは終了です。ずれたり入力を間違えたりして、もう一度やり直したい場合は、画像ファイルを選択するところからやり直します。新しく画像ファイルを選択すると、古い画像ファイルは破棄されます。
終了する場合は、データを保存することをお忘れなく。なぜか、このアプリケーションは保存せずともアラートが出ないことがあります。保存し忘れると、あとでがっかりすることになります。
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