ズカラカズ(図から数)とは?

上から読んでも「ズカラカズ」。下から読んでも「ズカラカズ」。
さらにアプリケーションの機能から言っても「図から数」。
非常にいいネーミングです。

 

「図から数」は、その名の示すとおり、設計図面から数量や金額を拾い出すのに便利なアプリケーションです。
住宅建築などで施工事業者が資材の発注数量をはじき出すとき、あるいは金額をはじき出すときに使います。ありそうでなかった画期的なアプリケーションです。

 

例えば住宅の居間の内装をするとき、①壁の長さに壁の高さを乗じて壁の面積を出し、②ドアや窓などの壁にならない面積を出し、③差し引きをした上で、④材料の余裕を見て、⑤材料の発注単位で調整して壁紙の発注数量を決めます。さらに壁紙の下地となる石膏ボードや、石膏ボードを貼り付けるための骨組みとなる木材なども同様にして算出します。

 

この計算、四則計算しか使いませんから原理は難しくありませんが、資材の数、部屋の数が多いために、同じようなことを何度も繰り返さなくてはなりません。そのため、Excelなどの表計算ソフトを使用したとしても、

  • 「拾い忘れ」が生じやすい
  • 表計算の計算式がずれたりして違う結果が出ることがあり、しかもそれに気づきにくい
  • 住宅の構造が頭に入ったベテランでなければ計算できない
  • 住宅一棟分の算出をする場合、非常に長い時間がかかる
  • ちょっとした変更が生じた場合でも、数量や金額の修正に大幅な時間がかかる

などの不具合が生じます。

 

企業によっては、床面積に「係数」をかけて算出する方法、壁の長さに係数をかける方法など簡便な方法を編み出しているところもあると思いますが、簡便な方法では誤差が大きすぎ、現場で材料が大量に余ったり、逆に足りなくなったり。金額も実際より高くなりすぎたり、安くなりすぎたりして、なかなか実用的な精度で算出するのは困難です。

 

そこで登場するのが「ズカラカズ」。

ズカラカズは、スキャナーで読み込んだ図面などの上に、マウスで部屋や窓などを配置するだけで、自動的に数量や金額を算出します。そのため、

  • 「拾い忘れ」が生じにくい
  • 表の体裁を整えるなどの無駄な作業が不要
  • 専門的な知識が無くても算出可能
  • 短時間で算出可能
  • 変更が生じても再計算が容易

 

ただし、デメリットが全くないわけではありません。最大のデメリットは初期設定に非常に手間がかかること。初期設定を誤れば、その後算出するすべての物件の数字が間違ってしまいますから、初期設定は慎重に行わなければなりません。そのほかにもいくつかデメリットはあります。例えば、

  • 知識が無くても使えるため、深い知識を持った人材が育ちにくいこと。
  • 物件ごとにお客様の要望に応じて仕様が大きく変動する場合、いちいち初期設定を修正しなければならないこと。

 

法規の制度が変わったり、申請書類の量が増えたり、新しい技術や機械が出てきたり、帳場さんの仕事は増える一方。逆に住宅建築市場は縮小傾向で人員は減る一方。工務店など施工事業者は、ますます「効率化」が必要です。ズカラカズはそんな施工事業者に、きっと役に立ちます。

 

ズカラカズについての詳細資料・お見積もりはこちらからご連絡ください。

 

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